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DX推進基盤

実践を重視したDX人材育成

DX推進には、「ビジネスや業務について深く理解した上で、デジタルツールを使いこなせる社員」がグループ全体に存在することが必要不可欠です。デジタル・IT部門の専門部署だけでなく、あらゆる組織において自律的な取り組みが行われるよう、実践を重視したDX人材育成プログラムを実施しています。なお、DX人材の内製化とともに、即戦力となる外部人材採用も併せて行っています。

1人1人が活躍できる人材に 
―「DX活用人材」育成

東京ガスでは、DX人材を「DX活用人材」「DX中核人材」「高度DX人材」の3段階に区分しています。「DX活用人材」を育成するための基礎教育では、グループ員一人ひとりがデジタルを抵抗感なく日々の業務の中で「活用」出来るようになることを目指し、各種デジタルツールのハンズオン研修を実施しています。研修終了後、1人1人が確実に「活用」できることが重要なため、社内事例の共有や、デジタル技術を業務に取り入れる際の社内相談やフォローの充実を目的に、情報共有・意見交換ができるオンラインコミュニティを設置、活性化を図ることで、研修終了後の活用促進にも力を入れています。

DX人材の段階別育成の図

職場の中核として、
変革を推進する人材を育成 
-DX発展教育-

発展教育では、DX中核人材である「ビジネス変革人材(BX)」「データサイエンティスト(DS)」「デジタルエンジニア(DE)」を育成する研修を実施しています。ビジネス変革人材研修では、お客さまに新たな価値を提供する施策の実現に向け、デジタル技術を活用した具体的な業務変革を実現することや、新規事業をデザインし推進する力を養います。データサイエンティスト研修では、実際の業務課題から分析テーマを設定することから始まり、実際の業務で分析の実施・分析結果からの示唆出しを行うことで、一連の「スキル」及び「データ分析の型」を習得、グループ内の膨大なデータを分析できる「データサイエンティスト」を各職場に配置することを目指しています。デジタルエンジニア研修では、システム開発に係るプログラミングスキルを体系的に学習し、アプリ開発を実際に経験します。どの研修についても、受講者自身が設定した、実務における課題解決を行うことに力点を置き、研修終了後、職場を変革する核となる人材となることを目指し、それぞれ数カ月間の研修を実施しています。

研修風景

DX推進の即戦力としての活躍を期待 
-新入社員DX研修の充実-

即戦力としてDX推進を担っていくことを目指し、入社直後よりDX基礎教育とDX発展教育を組み合わせたプログラムで、新入社員向けのDX研修を実施しています。直属上長とともに配属職場を変革する核となる人材となることを狙い、プログラムは直属上長を巻き込んで展開しています。プログラムは、「データによる意思決定を実現するための知識・一連の流れを学習しつつ、サンプルデータで実際に意思決定を行う演習」と、「自身の業務の実課題をテーマにデータによる意思決定の推進もねらった解決策を実際に実現する」2部構成となっており、職場・ビジネスに変革をもたらす一連の流れを体感、実践します。新入社員らしい新たな視点で職場の課題を発掘・見つめ直すため、斬新な変革の風が各職場に吹き、組織全体のDX推進活性化にも繋がっています。

グループワーク風景