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東京ガス株式会社 CDO 菅沢 伸浩
東京ガス株式会社 CDO
清水 精太

DX・AIで変革と成長を加速する”AIネイティブ企業"へ

近年、デジタル技術の進展は「秒進分歩」ともいえるスピードで進み、なかでもAI技術の進化は目覚ましく、企業競争力を左右する基盤となりつつあります。従来の分析・予測型AIから、生成AIや自律型AIエージェントへの急速な進化により、生産性向上の枠を超え、近い将来にはAIを前提とするビジネスモデルが主流になると想定されます。

こうした潮流のなか、東京ガスグループは、これまで企業変革の中核としてDXを据えてきましたが、AI活用も新たな重要経営課題と位置づけ、AI活用方針をグループ全体で共有しました。ビジネスプロセス全体にAIを徹底的に組み込み、既存事業の抜本的な生産性向上を図るとともに、当社グループがこれまで培ってきた強みを活かした新たなAIソリューションを内製化(内部化)・外販することで「IGNITURE※」のブランド力を強化し、事業収益にも貢献してまいります。こうした取り組みを通じ、“稼ぎに繋がるAI活用”によって、AIとともに成長し、次世代の価値を創造する“AIネイティブ企業”を目指していきます。

生成AIの具体的な活用においては、多くの社員による徹底的な業務活用を通じた生産性・品質の向上に加え、社内固有データや各種技術の組み合わせによる業務の抜本的な再構築や新たな価値創出にも注力しています。2023年に生成AIチャットツールをグループ全体で導入し、2024年には業務ニーズに特化した生成AI社内アプリ「AIGNIS」を独自開発するなど、社内への生成AIの浸透と課題解決の深化を進めています。

また、これらの取り組みを支える基盤として、2022年からDX人材育成にも本格的に取り組み、実践重視の育成プログラム体系を構築しました。「ビジネス変革を継続して生み出す人材」の育成にこだわり、DX人材の拡大が変革創出を支え、創出された変革の取り組みがDX人材育成の場となる好循環の実現を目指しています。

私たちは、努力を惜しまない企業文化を武器に、スピードで優位性を築きながらデジタルとリアルを融合した新たな価値を続々と生み出し、社会課題の解決と未来への責任を果たしてまいります。

※当社グループがこれまで築いてきた顧客基盤やエネルギーマネジメントのノウハウと、GXやDX等の先進的技術を融合させ、新たなソリューションを提供する事業ブランドです